『文選』のページ


『文選』とは
   六朝梁の昭明太子によって編纂された『文選』は、唐から近代に至るまで 中国文学の規範の一つとされてきた。『文選』の文学観は、昭明太子が序に言う 「事出於沈思、義帰乎翰藻」(事は沈思に出で、義は翰藻に帰す)に集約されて いるが、唐以後の文学に対して、『文選』の及ぼした影響として看過できないのは、 その作品内容に関わる「沈思」よりも、むしろ言語表現の美をいう「翰藻」の方で あろう。文学言語の創作という面で『文選』の与えた影響はきわめて大きいと 思われるのである。
『文選』のテキスト
   (準備中)
『文選』関係著作目録
   斯波・小尾両博士の『文選』関係論文・著作をはじめ、『文選』 及び『文選』所収の詩文に関するもの論文・著作を採録していく予定です。



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